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TBC第3戦 

■TBC第三戦
●レース日時:2010/05/09 10:35スタート
●海面:東京ディズニーシー沖
●コース:上下 0.8マイル 4レグ
●風向(度): 0度 
●風速(ノット): 4 ~ 10
●海況:若潮 波高:0.5m

■第一レース

いつものレース海面に着くと直ぐ近くに巨大UFOキャッチャーのようなクレーンが鎮座してた。
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コミッティーもコース設定をどうしたらいいのか悩んでいるようだ。
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近くを見ると話題の「TUPAMAROSS」(AC747OD)が流していた。やっと艤装も完了して参加してきた。
どんな帆走りをするのか興味津々である。
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さてレースの方であるがスタート前には風が上がり6~7m/sはありそう。ヘッドセイルをヘビージェノアに装換。ところがこれが大失敗。
今年から使い始めた新しいセイルとの組み合わせは一度も試した事が無かった。
マストのプリベンドもレーキもフォアステーのテンションも変更した為に、以前のジブカーの位置では全くトリムが取れない。ベストの位置を探っているうちにスタート時間になってしまう。
その上に、前回のTYCレースでのリコールが重くのしかかりスタートを出遅れてしまった。

位置取りが悪くマニューバリングでは最悪の上一に押し出されてしまう。無理を承知でラインに突っ込もうとしたが、下には「Cavok」。当然、控えめながら「しも!しも!」の大合唱。
艇を止めて「見えてますよ~~」と返すのが精一杯。最悪の最後尾スタートとなってしまった。

ええい!こうなったら一か八かの即タックで右海面へ博打。突っ込んで行った。
強豪揃いのTBCレースでこんな手が通じるはずも無い。ヘッドセイルのトリムも合わせられないこともあって、ますます遅れて一上では屈辱のビリ回航一人旅。
仕方なく下マーク回航即タックで今度は一上とは逆の左海面に突っ込み、またまた起死回生の博打一本コースを選択。なんとこれが当たりフィニュッシュは修正で7位まで持ち直した。あと4秒速ければ修正で5位にまでなっていた。

■第二レース

第一レースでヘッドセイルのベストのトリムも探し出し、何とかレースが出来そうな感じになった。
風も落ちてきたがガストはまだまだ強い。また上がるかもしれないと、ヘビージェノアのままで行く事にした。

スタートはまだ多少の気後れがあり、ジャストスタートとは行かなかったがまぁまぁ。
冷静に海面も見渡せるようになり、ブロー帯を見つけながら振れタックを心がけ丁寧にコースを引く。

一上は中位ぐらいか。スピントリムはTBC専用クルーのH君。Yのような爆発的なパワーは無いが実にそつなく丁寧にトリムする。徐々に前を詰めていく。

最終レグのフリーでは遥か前を行く「CAVOK」と「隼」がどう言う訳か即ジャイブでブロー帯を外れ千葉寄りにコースを取った。
我々が上マークを回った時には、はっきりフィニュッシュラインまで細いブロー帯が見えていた。彼らが回った時にはこれが無かったのだろうか。
ともかくその中を、プレッシャーで落とし、抜けたら角度をつけるの繰り返しを心がけ、その差を一気に詰めフィニュッシュ。
おかげで修正では何とか一位に。

来週はTYC第4戦、冠レースの「東京港レガッタ」だ。良い状態で挑めそうだ。

◎リザルト
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by teamstella | 2010-05-10 00:55