カテゴリ:健康( 19 )

遠隔転移② ルンバール(腰椎穿刺) 検査

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白血病への移行や、中枢神経へ遠隔転移が無いか骨髄液を採取して調べた。検査方法はルンバールと云う方法で、背中に針を刺し椎骨から骨髄液を抜き取る。

主に腰椎の4番5番目ぐらいの椎骨から採取する。

背中を押しだすように膝を抱え込みぐっと丸め、出来るだけ椎骨間の間隔を広げ、目指す椎体に刺しやすい体位を取る。

麻酔も効いているので大して痛みはないが、脳に直結している髄液を抜く訳だから、頭蓋内圧が下がり独特の頭痛が発生する。非拍動性のドンとした痛みだ。それを予防するために施術後すぐに生食を点滴で入れてもらう。おかげで全く頭痛は起らなかった。

検体を病理検査に回すので確定診断は1週間ぐらい先になる。

もし陽性ならもう何もしないつもりだ。ひたすらヨットに打ち込む事にしよう。

ケ・セラセラだ。
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by TeamStella | 2012-07-11 10:26 | 健康

遠隔転移 ①

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半年前、元癌の直腸がんが肺に飛んでいた。しかも両肺に。再燃ではなく遠隔転移と云うわけだ。
右のが大きく進行も早いので、これは直ぐに切除したのだが、左が大変難しい位置に発現したため外科的な治療を躊躇っていた。

何とか抗がん剤で潰せないだろうかと「ゼローダ」を服用した。
「ゼローダ」は第3次治療薬といわれ、アメリカで新たに開発された抗がん剤である。転移・再発乳がんの3次治療として明確な腫瘍縮小効果もあるという。

癌は第1次、2次の標準的化学療法で奏効しなかった場合には、もう施す治療法がないと言われていたのだが、この新薬の開発で手の施しようが無くなった癌に対し新たな治療法ができた。

約半年の服用でその効果は絶大だった。腫瘍の大きさも約半分程度に縮小したのだ。ひょっとすると消えてしまうのではないかという淡い期待すら持った。

ところが世の中そうはうまくいかない。癌の存在を示す血中腫瘍マーカーの数値が突然上昇した。分かりやすく言うと抗がん剤が効かなくなったという事だ。抗がん剤は必ず効かなくなる時が来る。しかし、まさかこんなに早く来るとは思ってもみなかった。

これには相当焦った。もうこれ以上は治療方法がない。後は危険を覚悟で外科手術を受けるしかない。全身に抗がん剤の効能が残っている今のうちにやるしかない。

「大変難しい手術です。成功率は30%以下です。万が一のために輸血も相当量を確保します。」と、執刀医はつれなく言うがまぁ仕方ない。執刀医も本当はやりたくないのだろう。

緊急手術と云う事でオペチームが急遽結成された。
恐らくは8月中旬に手術になる。後は運を天に任せるしかない。

まぁこの手術が成功したとしても存命率がどれほど伸びるかわからない。QOLを考えたらひょっとして何もしない方がいいのかもしれない。

悩ましい限りだ。
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by TeamStella | 2012-07-10 17:26 | 健康

考えさせられました。

「命を救うのに理由なんていらない」
国境なき医師団のポスター。
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事故や事件、発作などで街頭蘇生を要求される場面に出くわす事がある。
しかし今の世の中、変に手助けするとややこしい事態が発生しかねない。嫌がる医師が多いと聞く。
細かくは言わないがもっともだと納得せざるを得ない理由もある。
進み過ぎた情報社会は弊害も産む。






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by TeamStella | 2012-07-09 08:04 | 健康

勉強2

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次に読み始めたのは牧野昇の「知性・感性・邪性」。
要するに脳の働きを多角的に診て人格形成を解き明かそうと云うもの。
そして西部邁の「成熟」
これは思想家が書いているだけに非常に難解。「効用理論」だの「自生的秩序」とか全く意味が判らない。要約すると人格形成には社会の安定性が大きく左右する、というものらしい。
両書はそういう意味で対極にある。
果たして読み終えて理解できるかがとても心配。

人間、死ぬまで勉強かな。




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by TeamStella | 2012-06-30 08:32 | 健康

これも勉強です。

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アンドルー・ワイルの「癒す心、治る力」。やっと読み終えた。
要するにヒーリング(治癒)とトリートメント(治療)。もっと分かり易く言うと東洋医学と西洋医学。
ワイルはハーバード大学医学部出身なのに、人間の持つ自然治癒力・自発的治癒力こそが健康を維持する源だと説く。人体に抑圧的な西洋医学は根治という観点からは程遠いのだという。
考えさせられる本だった。





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by TeamStella | 2012-06-29 22:40 | 健康

無事に帰ってきましたが・・・・

手術を無事に終え愛犬は戻ってきたが元気がない。
術創を舐めて化膿させないようにエリザベスカラーを填めさせられている。
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時々場所を移動しながら、痛たそうな顔をする。
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術部の消毒跡が痛々しい。
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言葉が喋れないから何の愁訴も出来ない。必死に耐えているようでそれが余計に辛い・・・・。
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by teamstella | 2010-12-21 10:10 | 健康

愛犬の手術

前々から気になっていた愛犬の去勢手術を行う事にした。
高齢犬になったときの前立腺肥大の予防の為だ。
前立腺肥大や肛門周囲線腫になると癌化するケースが非常に多い。そうなると寿命が短くなるばかりか非常に苦しむ事になる。
分かっていたのだが、手術は陰嚢を切開し睾丸を摘出する大手術で全身麻酔で行われる。
万が一の事のことを考えるとなかなか踏ん切りがつかないでいた。

しかし年齢を考えるとこれ以上引き延ばすと本当に体力的に危険になってしまう。意を決して愛犬のためにと心を鬼にした。
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雄としての最後の日の記念にと、お気に入りのGAPのチルデンセーターを着させ写真を撮った。
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今年、飼い主も生死を彷徨うような手術を何とか無事にやり遂げた。頑張るんだぞ、愛犬!
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by teamstella | 2010-12-19 02:07 | 健康

またまた手術。

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とは言っても今回は顔の手術。だからと言って美容整形ではない。
科目は似ているが、形成外科でまぶたに出来た眼瞼黄色腫という良性の脂肪の塊を切開にて取り除いた。
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診療台で簡単に取れると思っていたら本格的な手術だった。
リストバンドを巻かれ、患者衣に着替え、頭には不織布の帽子をかぶらされた。

全身に心電図や血圧、脈拍等のモニターのコードを繋がれ、バイタルをチェックする。
オペ室ナースが4人も配置について、前立ちの医者までいる。
その前立ちの医者は
「どのような手術なのか記録を残す為です」
と言いながら一眼レフで術中写真を撮りまくる。
まぁぼくの手術が少しでも何かの資料や教材になれば文句も言えない。

術前消毒に始まり、マーキング、麻酔注射となるのだが、局部麻酔なのでメッサーと話しながら手術は進む。

約30分で全て取り除き最後にナート(縫合)して終わった。合計1時間の手術だった。

術後の患者が待機するリカバリー室で鏡を見て驚いた。

眼の周りだけ見るとまるでフランケンシュタイン。
一応iphoneで写真も撮ったがとても見せられる代物ではない。
夜中に見るときっと腰を抜かす。

もし、どうしてもと言うなら12月4日のTYC大忘年会にお出で下さい。
ミニフランケンシュタインが見られます。
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by teamstella | 2010-11-22 18:00 | 健康

ブログの更新が出来ないお詫び

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がん治療で闘病してた時以来のスパンになってしまったブログ更新。
何人かの方々から
「なぜ更新しないんだ」
とお叱りを受けた。

実はケモテラという抗がん剤治療が始まったのです。
これが大変辛い。倦怠感や嘔吐、関節痛などの副作用が出る。

この薬の作用はがん細胞の発生を抑える効果があるのだが、がん細胞以外にも、胃腸の粘膜や血液を造る骨髄細胞など成長の早い正常細胞へダメージを与えてしまう。
その結果、酷い場合には発熱、出血、皮膚のあざ、1日4回以上の下痢、口内炎、黄疸等の症状が発現する。

そうなんです、今とても日常生活を快適に過ごせる状態ではないのです。

それでもレースだけは止められず、状態を隠しながらの参戦。終わればぐったりとして食事すら摂れないほどの疲労感。
とてもブログ更新に手がつけられません。

しかしTYCオフィシャルブログの方だけは更新を欠かす訳には行きません。
青色吐息で何とか最低限の更新だけは行っていますが、ついついこちらのブログがおろそかになってしまいます。

本当はレース内容の記事やメンテの様子、今後の予定等を詳しく載せたいのですが、この状況ではままなりません。

今しばらく体調が戻るまでお待ちください。

必ず以前の用に頻回に更新いたします。
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by teamstella | 2010-11-17 02:59 | 健康

その後の経過

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退院して2週間以上が過ぎた。
今ではすっかり体力も回復して体重も減少した半分近くまで戻った。
やはり経口で食事が出来るようになると見違えるように回復する。
まだまだ便意や便通は元通りではないが、どんな手術だったか振り返ってみることにした。

術式は「低位前方切除術」と呼ばれる直腸上部で離断し肛門管と吻合する方法である。
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これは分かり易く言えば人工肛門(ストーマ)をつけない手術方式である。
これとは逆にストーマ適応の手術は単に「直腸切断術」と呼ぶ。

ここ最近まで肛門から10cm以内に癌が出来てしまった場合は間違いなく「直腸切断術」だった。
今では医学の飛躍的な進歩で肛門上部(「肛門歯状線」と呼ぶ)から3cm上であれば人工肛門を留置しない「低位前方切除術」が可能になった。
縫合も機械縫いと呼ばれる自動縫合器を用いて縫合する。分かり易く言えばホッチキスで止めるような方式だ。

しかし僕の場合は癌の病巣部まで1.5cmしかなかった。これでは離断した直腸上部と肛門管とを縫合しても吻合部分が少なく縫合不全を起こす確率が高い。
こうなると「予後」と言われる術後の回復が格段に悪くなるばかりか再手術になる可能性が高い。
再手術になれば永久ストーマにしなければならない。

術者としては「直腸切断術」のが遥かに安全でリスクが少く術技としては容易い。「低位前方」は多分やりたがらなかったと思う。
だが、どうしてもストーマだけは着けたくなかった。着けるなら手術はしないとまで我侭を言い「低位前方」をお願いした。

成功するかどうかは30%と言われていた。
万全を期すため医師5人でチームを組んで予後を診る事になる。
おかげで途中いろいろあったが無事退院できた。

つい最近、執刀医のドクターとゆっくり話す機会があった。
やはり自信はなかったと正直に話をしてくれた。

無理を承知で施術してくれたその勇気に心から感謝している。
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by teamstella | 2010-09-16 21:34 | 健康